昨年の夏の話です。子供のオープンキャンパスと旅行を兼ねて、東北まで女子のみの日帰りの旅に出かけました。メンバーは私の母、姉、妹、姉の娘と私の娘の計6人。朝早く東京をでてワイワイしながら高速を走らせていました。
道中パーキングでご当地名物などを食べながらなんとか予定時刻に到着。その後、私たち家族はオープンキャンパスに、姉たちは街をぶらぶらしながら昼食のお店を探していました。
再び姉たちと合流し、ご当地名物のおいしい牛タンに舌鼓をうち、お土産を買い、そろそろ戻ろうかとまた車を走らせました。
帰りの高速で「ガソリンが持たないかも?」ということで入ったガソリンスタンドで、スタンドの店員に「このタイヤで東京まで帰るのは無理ではないか」と言われました。店員曰く「溝はないし、タイヤに亀裂が入っている」とのこと。でも、車には女子供ばかりで、「ひょっとしてなめられてる??」なんて疑いもあり、車に詳しい義兄に写メを送ったり電話で相談をしてみました。
義兄曰く「写真じゃわからないけれど、まあ交換時期に来てるかも」という感じ。
今すぐパンクするかどうか分かりませんが危ないと言われるとなんとなく不安になるものです。とりあえず「タイヤがいくらするのか?」と尋ねました。しかし、こちらの店員が答えた金額が「ここで高速降りて、タイヤ屋さんで購入した方が絶対お得」だと思えるような金額でしたし、なにより店員の印象がよくなかったので結局このスタンドでは交換しませんでした。
高速道路のガソリンスタンドでは交換しなかったもののタイヤの不安は消えず、どうせ変えなきゃいけないのなら今変えたほうが安心だと思い、高速をおりて近くのタイヤ屋さんへ向かいました。
タイヤ屋さんで見積もりしてもらったところ、高速のガソリンスタンドと同じタイヤが約一万円くらい安く購入できました。
その後新しいタイヤで、やっぱり高速を降りてよかったなと家族で話しながら帰りましたが、すっかり予定時刻をすぎてしまいました。それでも、珍道中これもいい思い出になった旅だったと思います。
東京都在住 40代女性 Mさん